世界最高のバスケットボールリーグNBA(National Basketball Association)には、現在30の球団が存在しています。
田舎のチームや都会のチーム、東や西、北や南などアメリカ(1チームはカナダに在籍)の至る所に存在しています。
そして、毎年行われるシーズンの成績上位8チームが参加することができるプレイオフ。
昨シーズンは某ウイルスの関係やデモなどがあり、シーズンが短くなってしまいました。
そのためプレイオフ争いに参加していたチームが戦い合い、プレイオフの席を争い合うという形式が行われました。
今後も導入されるかも知れませんね。
そこで東と西がそれぞれ激闘を繰り広げ勝ち上がり、
最後に東のカンファレンス優勝チームと西にカンファレンス優勝チームが正真正銘のそのシーズンのNo. 1を決める戦いをします。
7戦形式で行われ、4勝をあげたチームが優勝となります。
優勝したチームに与えられる指輪があるためチャンピオンリング、もっと略して「リング」と言われたりします。
では、歴代最多優勝がどの球団か?未優勝チーム、それぞれの球団の優勝回数を紹介してきます。
NBAの優勝・未優勝チーム、歴代球団優勝回数を紹介
NBA歴代球団優勝回数ランキング
同立1位優勝回数17回 ロサンゼルスレイカーズ ボストンセルティックス
昨年度の優勝により独立1位のボストンセルティックスと並び、ロサンゼルスレイカーズがNBAの歴代優勝回数ランキング1位になりました!
同立3位6回 シカゴブルズ ゴールデンステイトウォーリアーズ
シカゴブルズはあのマイケルジョーダンが在籍し、王朝を築いたシカゴブルズ。2度のスリーピート(3連覇)を達成しています。
続いて、最近のNBAで王朝を築き、最強のチームとして優勝を3回達成してゴールデンステイトウォーリアーズも昔の優勝と合わせて6回チャンピオン経験があります。
5位5回 サンアントニオスパーズ
NBAを昔から知っている人で常勝といえば、このサンアントニオスパーズです。
フランチャイズ史上最高選手並びに歴代NBA最高のPFとの呼び声も高いティムダンカンの引退とともに徐々に成績は落ちていき、
スター選手のカワイレナードの移籍を機に20年近く続いていたプレイオフ出場記録が途絶えました。
それでも常勝であったサンアントニオスパーズがコツコツ優勝を重ねていき歴代5位の優勝回数である5回という成績です。
同立6位3回 フィラデルフィアセブンティーシクサーズ、マイアミヒート、デトロイトピストンズ
昔の昔になりますが、優勝を3度達成しているシクサーズ。現在も若い才能を持った選手が在籍しているので、これからすぐに優勝回数が増える可能性は大いにあります。
若き天才フラッシュことドウェインウェイドがフランチャイズ史上初の優勝を達成し、
さらに同期で歴代最高SFのレブロンジェームズ、同期で素晴らしい才能をもったクリスボッシュが
FA(フリーエージェント)で加入してからの2連覇もあって、優勝回数が3回となりました。
昨シーズンもレイカーズに敗れてしまいましたが、決勝まで行けたこともあり、期待が高まりますね。
デトロイトピストンズはバッドボーイズという「殴ってでも勝つ」という乱暴なアイデンティティを持ちながら、強固なディフェンスで優勝を2度もぎ取った、NBAの歴史を語るのに欠かせない存在の一つです。
2003年-2004年にそのアイデンティティを受け継ぎリミックスしたようなスーパースターが1人もいない状態で
シャックとコービー率いるレイカーズのスーパーチームを破って優勝した一回があります。
同立9位2回 ニューヨークニックス ヒューストンロケッツ
ひどいオーナーのせいで20年近く弱いチームと微妙なチームぐるぐるしているニューヨークニックス。
ジョーダンの1度目の引退により同期のアキームオラジュワンが2連覇を達成し、優勝回数が2回となっています。
同立11位1回 ミルウォーキーバックス、クリーブランドキャバリアーズ、サクラメントキングス、アトランタホークス、ダラスマーベリックス、トロントラプターズ、ポートランドトレイルブレイザーズ、ワシントンウィザーズ、オクラホマシティサンダー
歴代最多得点(2021年1月22日現在)のカリームアブドゥルジャバーの優勝でバックスが1回
シーズン歴代最多勝利数の73勝9敗のゴールデンステイトウォーリアーズ相手に1勝3敗からの大逆転優勝を達成sたクリブランドキャバリアーズが1回
キングス並びにホークス、ウィザーズも長い過去に優勝1回を達成
ビッグ3改めキング3のマイアミヒートに優勝したダラスマーベリックスが1回
シーズン前に大型のトレードともに大バッシングを受けたが、見事にウォーリアーズの3連覇の夢を打ち砕いたトロントラプターズが1回
1976年にメディカルビル(ケガが大きため付けられた不名誉なあだ名)ことビオウォルトン率いるブレイザーズがシクサーズを破り優勝
オクラホマシティサンダーは移転前のシアトルスーパーソニックで優勝を達成しています。しかし、オクラホマシティ移転後はファイナル進出は1度かなったもののここ数年は一回戦前を繰り返しています。
同立19位0回 その他のチーム
その他のチームについて紹介↓
その他の優勝していないチームを紹介
ロサンゼルスクリッパーズ
ロサンゼルスに構えていることもあり、何かとレイカーズと比べられてしまうクリッパーズ。
人気のきっかけとなったロブシティ(アリウープを出しまくってダンクダンクダンク!w)クリッパーズも怪我怪我怪我と中心選手が大事なプレイオフに離脱。
予選落ちが何度も続き、ようやく万全の状態で訪れたときにはウォーリアーズの王朝が始まっていると不完全燃焼に終わってしまいました。
2021年現在はカワイ・レナードとポールジョージ
メンフィスグリズリーズ
昨年、ジャモラントをドラフトで獲得し、グリズリーズは躍進!
ヤングコアが大量にいるので、これから優勝を狙えるチームになる可能性が非常に高い!
本当に若くて才能のある選手が多いので連覇も狙えると僕は思っています。
ただし、もしフロントがポンコツでチームの内側が乱れることがあったら、そのヤングコアの多くは出て行ってしまうかも知れません。
そうなったら、田舎のチームであるメンフィスにスターを呼ぶのは難しいかも知れませんね。
何がなんでもジャモラントを大切にするべきです。
シャーロットホーネッツ
神様ことマイケルジョーダンがオーナーのホーネッツ。
他の田舎球団よりもスターが集まる可能性が高いです。
その理由は先ほども紹介したジョーダンがオーナーだからです。
現にゴードンヘイワードという選手がジョーダンのラブコールを受けて、ホーネッツと契約するほどです。
現在ラメロボールというプレイメイキングの才能がある才能のある若手もいるので、これからが楽しみです。
ユタジャズ
ドノバンミッチェルという若いスコアリングの天才がいるユタジャズ。
昨シーズンナゲッツに逆転前を期したものの、ミッチェルは再契約にサインしてくれました。
彼がいれば、都会ではなくスターが来たがらないユタジャズにも、「彼とプレイし、優勝したい」とオールスターやいいロールプレイヤーが集まる可能性があります。
かつてジョーダンと優勝争いした強いユタジャズを見る未来も近いかも知れません。
オーランドマジック
現在あまりパッとしない感じのオーランドマジック。
昨年のプレイオフで60勝のバックスに初戦で黒星を付けたのは、あのチームの成長や自信に大きく貢献するのでしょう。
個人的にコールアンソニーにはとても期待しているので、ぜひ頑張って欲しい。
アーロンゴードンも今NBAで最もホットな選手であるヤニスアデトクンポを守備で苦しませることのできる選手なので、彼にも頑張って欲しいです。
ブルックリンネッツ
元MVPのジェームズハーデンをトレードで獲得したことによって、NBAで一番攻撃力のあるチームになりました。
優勝経験のあるスーパースターのケビンデュラントとカイリーアービングもいるので、今シーズン彼らがリングを持っていてもおかしくないですね。
デンバーナゲッツ
昨年、NBA史上初めての1勝3敗からの逆転を2回もした若くIQの高い選手の多いデンバーナゲッツ。
Cでまさに司令「塔」のようなニコラヨキッチからのオフェンスは、現在のNBAで一番トリッキーと言っても過言ではありません。
インディアナペイサーズ
ポールジョージが移籍したあと、そのトレードによってきたオラディポが躍進しました。
しかし、彼の怪我が続き、いい選手はいるものの経験不足でなかなかいい成績を残せずにいました。
そんなペイサーズも近頃はいい選手を集めてきており、プレイオフも安定して出場できるチームになると思います。
ニューオーリンズペリカンズ
ネクストレブロンと呼ばれているザイオンウイリアムスを獲得することに成功したニューオーリンズペリカンズ。
昨年怪我の影響もありシーズンの多くを休むことになったザイオン。
今シーズン、来シーズンと成長していき、相棒のブランドンイングラムの着実に成長していけば、スターパワーは問題ないです。
そして、彼らとプレイしたいロールプレイヤーを集め、しっかりとケミストリーを構築できれば、間違いなく優勝を狙えるチームになります。
フェニックスサンズ
昨年のバブルで唯一全勝したフェニックスサンズ。
昨年、プレイオフに出れるかどうかわからない(ほとんど出れる見込みのない)OKC(オクラホマシティサンダー)を激戦の西カンファレンスの第5まで導いたクリスポールをトレードで獲得することに成功。
NBAで注目されているホットなチームの一つになりました。
シーズン途中ですが、なかなかいい調子です。
ミネソタティンバーウルブズ
今年のドラフト1位権を獲得し、アンソニーエドワーズを獲得。
ディアンジェロラッセルとカールアンソニータウンズという仲が良く、
オフェンス力のあるオールスターがいるので、
しっかりとしたケミストリーや相性さえどうにかなれば、西カンファレンスの上位にいけるポテンシャルはあると思っています。