自作PCの購入する時に気をつけることや選び方
購入の前に!自作PCを選ぶ時の基本
自作パソコンの性能をはっきりさせる
自作PCを作成する上でパーツ選び方よりも大事なことが自分の求めている自作PCの性能をはっきりさせることです。
自分の用途・作業内容によって、自分が作成する自作PCの性能が決まってきます。
最低限のパソコンとしての機能さえ備わっていれば問題ないからローエンドモデルなのか、
もしくは動画編集やCG作成、高画質な高い処理能力が求められるゲームをサクサク作業・プレイすることができるようなハイエンドな自作PCなのか、はたまたその間のミドルレンジな性能で十分なのか。これをはっきりさせるだけでもパーツの選びが絞られて簡単になる。
ローエンドモデル(最低限の機能はある)
ミドルレンジ(用途や機能が限定されていない。普通に使う分には問題ない)
ハイエンド(高い処理が必要になるゲームや3D作成、動画編集)
超ハイエンド(とことん使い倒し、性能を追い求める人向け)
PC本体の置き場所からパーツ選びを考える
自作PCに限ったことではありませんが、PC本体の大きさをしっかり把握しておくことも忘れないようにしましょう。
自分のデスクの周りに大きなスペースがなく、それでもPCを置きたい。性能よりもサイズだ!って人もいるでしょう。
自作PCのPCケースの種類は4種類(ATX ,Mini -ITX,Micro-ATX,Extend ATX)あります。
当たり前ですが、選んだPCケースによってマザーボードのサイズも変わってきます。
マザーボードの大きさの違いはATX,Micro-ATX,Mini-ITXがあります。
ちなみにPCケースを小さくする時は大きいPCケースとの自作PCの性能や拡張性には目をつぶりましょう。
パーツの仕組み
CPU(PCの処理速度を決める)
自作PCに限らず、パソコンの性能を決定づけるといっても過言ではないパーツ。
人間で言う脳の働きがあり、演算処理装置です。
数値計算や情報処理はCPUが行い、プログラムを動作させる。
ちなみにCPUを取り付けた後にCPUを冷却するためのCPUクーラーを取り付けるので、実際に組み立てた後はCPUの姿を見ることはできない。
PCケース(パーツ全てを収める箱)
自作PCで組み立てられたパーツは全て最終的にはこのPCケースに収められる。
大きさや形はそれぞれで置き場所もそうだが、
求めるスペックでもPCケースの大きさが決まる。
他にも拡張性や冷却性、静音性、デザイン性にも気を使ってみよう。
デザインにこだわるのもいいと思いますよ。
マザーボード(PCケースを除く各パーツを接続する要の基盤)
CPUや後ほど紹介するメモリ、ストレージやグラフィックボードなどの各パーツを接続する基盤。
マザーボードで取り付けることができるCPUの種類や先ほども紹介した収容可能なPCケースの大きさも変わってくる。
なので、パーツ選びの中でも特に重要な枠の一つ。自作PCでのパーツ選びでは優先順位はとても高い。
大体想像が着くと思いますが、マザーボードは基本的に大きい方が高性能で拡張性が高いです。
マザーボードの大きさは「フォームファクタ」と言う規格により定められ
主流は先ほども紹介したATX,Micro-ATX,Mini-ITXの3種類です。
メモリ(CPUをサポートする人間でいう作業台のようなパーツ)
CPUが情報処理する際に一時的にメモリに記憶される。
CPUのポテンシャルはメモリにかかっているようなものです。
メモリは人間でいうところの作業台のようなもの。
作業台が大きいほが色々な器具や説明書が置けて作業が捗るのと同じ。
勉強で例えるとノートを開くのがやっとの机とノートはもちろん参考書や辞書などが開けるくらい余裕のある机の方が勉強しやすいというイメージ。
もし、メモリの購入をミスって増設が比較的に簡単なので、CPUに問題がない場合はメモリを増設するといい。
光学ドライブ(DVDやCDなどを読み書きする)
パソコンで光学ディスクを読み書きしたりするパーツ。
音楽や動画の再生はもちろん、ディスクにデータなどを書き込むこともできる。
グラフィックボード(画質をよくしたいならモニターの解像度よりまずこれ)
自作PCに搭載するグラフィックボードによってグラフィックの描写能力が変わります。
GPUが非搭載のCPUの際に必要。
GPU(グラフィックの演算を行う装置)
他にも3D制作や動画編集、高画質ゲームが用途の自作PCならこだわって選びたいパーツ!
SSD・HDD(パソコンのデータを保存する)
パソコンのデータを保存する装置。
ストレージと言えばスマホなどで聞き慣れているかもしれませんね。
SSDとHDDの違いは以下
名称 | SSD | HDD |
値段 | 高価 | 安価 |
容量 | HDDに比べて多くはない | 大容量 |
読み書きの速さ | 速い | 遅い |
衝撃耐性 | 衝撃耐性あり | 衝撃に弱い(落下など) |
電源ユニット(パソコンの動力源である電気の配達員)
マザーボードに取り付けることで、マザーボードを通じて各PCパーツに電力を送る。
パーツ構成によって出力の電源ユニットパーツを選ぶ必要があり、もし誤ると動作が不安定になってしまう。
いざ!購入のために自作PCのパーツを細かく決めよう
パソコンの利用用途に合わせてCPUを選択
先ほども紹介した通りパーツ選びにおいて優先順位がとても高いCPU。
自作PC向けのCPUはAMD社とIntel社があります。
IntelはCMもあったので聞き慣れているかもしれませんね。
両社ともエントリー向けのローモデルのCPUから使い倒す人向けのハイエンドまで製造しています。
お財布(予算)とも相談しながら、利用目的にあったCPUを選びましょう。
あとCPUにGPU(グラフィック機能)やCPUクーラーの有無なども注目しましょう。
用意するパーツが変わってきます!
表を忘れない
マザーボードはCPUに合わせて選択
自作PCのパーツを組み立てる上でその基盤となるマザーボード。
CPUに合わせて選択するのがマスト!
さらにマザーボードにはデータの橋渡しの働きがあるチップセットと言うパーツが搭載されており、CPUga対応するチップセットを搭載したマザーボードを選択するようにしましょう。
高価な製品であるほど電源強化、機能の追加が施されている。
高価なものは3万円を超す高性能製品でゲーミング向け。
1万円を切るものもあります。
メモリは用途に合わせて搭載サイズを決める
メモリはCPUのサポート役。
自作PCで使用するのは「DIMM」というサイズのデスクトップパソコン用の規格。
チップ規格は「DDR4」というもの。
さらに速度の異なる製品がいくらかあるから、選んだCPUそしてマザーボードに対応する速度の製品を選択!
ミドルレンジくらいまでは8GBで大丈夫。
3D制作や動画編集などは16GBは欲しい。
もっと多いものを搭載する可能性も頭に入れておこう。
あとミドルレンジでも動画編集もするかもという場合は16GBは搭載しておこう!
ゲーム目的ならグラフィックボードの性能も重視
グラフィックボードはパソコンの映像をモニターに描写するために必要なパーツ。
グラフィック機能の搭載されているCPUなら購入する必要nothing!
ただし、最新の高画質ゲームや映像制作などの場合は別で高性能なグラフィックボードの購入が必要。
システムやファイルを治めるSSD HDDを選択
データを保存するのに必要不可欠なストレージ。
先ほども紹介した通りSSDとHDDがあり、簡単に説明すると、SSDはHDDより高く、そして速い。
HDDは安価で容量が多いが遅い。
もう少し細かくするとSSDは高速で高価な「M.2 MVNe SSD」とリーズナブルな価格でで高速な「2.5インチSSD」と最後に安価だが遅いHDDに分けることができる。
これもまたお財布と相談しながら用途に合わせて選択し購入しましょう。
システム用にSSD、さらに保存要にHDD増設という選択肢もあります。
PCケース選択
自作PCで組み立てたパーツは全てこのPCケースに収容されます。
なので、最後の最後で入らないなんてことが内容に各パーツのサイズを気をつけないといけないことを忘れずにPCパーツを選択して購入しましょう。
まずはマザーボードのサイズを注意して選択しましょう。
大きさが違ったりするので比較的簡単になります。
次にCPU、CPUクーラーなどちゃんと入るのかどうか確認しましょう。
昔はパーツの相性というものがあったのですが現在はありません。
ただ、パーツのサイズミスで起こる物理的な干渉には、
パーツ同士はもちろん動作にも悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。
なので、しっかりとサイズに合ったPCパーツを選択して購入しましょう。
最後に電源ユニットが自分の選択したPCパーツたちの消費電力に応じて選択。